人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブルー・ジャスミン

ブルー・ジャスミン_e0117945_1851047.jpg
ウディ・アレン監督がケイト・ブランシェットをヒロインに迎え、
サンフランシスコを舞台に転落人生の中でもがき、
精神を病んでいく姿を描くドラマ。
ニューヨークでセレブ生活を送っていたものの夫も財産も失ったヒロインが
妹を頼りにサンフランシスコに引っ越し、再生しようとする過程で、
彼女の過去や心の闇を浮き彫りにしていく。
実業家である夫をアレック・ボールドウィンが演じるほか、
サリー・ホーキンスやピーター・サースガードが共演。
シリアスな展開と共に、ケイトの繊細な演技に引き込まれる。


ブルー・ジャスミン_e0117945_1862630.jpg
ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は夫ハル(アレック・ボールドウィン)と
ニューヨークでぜいたくな生活を送っていたが、全てを失い、
サンフランシスコに暮らす妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のアパートに身を寄せる。
過去のセレブ生活にとらわれ、神経をすり減らしていたジャスミンだったが、
ある日お金持ちの男性ドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、
自分の身の上についてうそをついてしまう。



辻堂テラスモールまで出向き、この映画を見てきました。 
叔母が見て、イマイチのようなことを言ってたのですが、映画評など見て
好評のようなので、自分の目線で鑑賞。 
ウディ・アレンの描く世界、ケイト・ブランシェットの演技、楽しみに。 
ところが、きょうはレディース・デイということもあってか、発券機は長蛇の列。 
もう時間が迫って、並ぶ気になれず、カウンターに行って
もう間に合わないからとうったえて、チケット出してもらいました。 ズルいかも。 
ほぼ満席で、話題の映画ということがうかがえます。 

この話、だいたい見当をつけて観たのですが、想像を超えたストーリー展開でした。 
ネタバレるものは見てなかったので、後半に、あぁ、そういうことだったのね、と
納得しました。 
まやかし詐欺の軽薄な実業家にアレック・ボールドウィンがピッタリ! 
一見、裕福でオシャレで申し分なく見えるセレブ生活も、主人公ジャスミンにとっては
決して心穏やかな日々ではないのですが、 身についてしまった贅沢を
もはや棄てることなどできません。  
本当の名前はジャネット。 ジャスミンという名のよろいを身にまとって、夫の所業にはうすうす
感づいていても見て見ぬふり。 
どんなときもブランドで身を固めたファッションも鑑賞の楽しみのひとつ。 
自分を偽って見失って、壊れていくブルーな姿が迫真の演技ということでしたが、
確かに確かに、見入ってしまいました。 
映画レポート
このレポート、素晴らしくて、見る気になりました。 
結末は最近よくあると思うのですが、 こちらに投げられたままの感じ。
これ、私としてはあまり好みでないのです... が。  
心に残るような名作とは思えないのですが、インパクトの強い映画でした。



  
by kimikitak | 2014-05-14 19:15 | 映画
<< 花水ラオシャン ヘルシー晩ご飯 >>