南極料理人 原作 西村淳 生物はおろか、ウィルスさえ生存できない厳寒の南極ドームふじ基地に、 西村は南極観測隊の料理人としてやってきた。 限られた生活の中で、食事は別格の楽しみ。手間ひまかけて作った料理を食べて、 みんなの顔がほころぶのを見る瞬間はたまらない。 しかし、日本には妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子が待っている。 これから約1年半、14,000Km彼方の家族を思う日々がはじまる……。 8人の男たちだけで過ごす究極の単身赴任。 知られざる南極での生活や仕事、離れている家族を思う気持ち、 そして思わず腹の虫がなる料理の数々。 家族と離れてさみしいけれど、 どんなときも、おいしいものを食べると元気になれる。 出演:堺雅人/生瀬勝久/きたろう/高良健吾/豊原功補/西田尚美/古館寛治/黒田大輔/小浜正寛ほか この映画が、とっても良かった! 全編を通じて笑った。おなかをかかえたり、クスクスしたり、にたにたしたり。 久々に気持ちよく、おもしろい。 何ゆえに、これほどまでに満足したかというと、やはり、出てくる食べ物の数々、 どれもこれも、シズル感があってとてもおいしそうなのだ。 食いしん坊の私には、目がすいよせられてしまいました。 それもそのはず、かもめ食堂を手がけたフードスタイリストによるものだそう。 だからおにぎりも極上。 それに勢ぞろいした役者、 さすが堺雅人、料理人になってもサマになるし、みんなの期待を一身に背負った 雰囲気、この度は癒し系かも。 昔から好きな豊原、トレンディードラマに出ていたのがウソのよう、すごくいい。 えらそうに’いい’というのもナンですが、素敵とかそういうのじゃなくて、 とにかく、存在感アリ。 他の俳優さんたち、どの人も、自然体で間がよくて、飽きること、だれることなく 楽しめました。 それから、料理人の娘 友花ちゃん役の女の子、すごく上手でかわいい。 監督・脚本の沖田修一 まだ30過ぎ、ととても若いので 次なる作品も期待できそう。 原作の西村淳氏の、エッセイの数々も読んでみたくなりました。
by kimikitak
| 2009-08-24 20:00
| 映画
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