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幸福な生活

e0117945_1425074.jpg 「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。
こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に?二人の関係はバレたのか?
動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。
妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。
彼女の目的は何か?平穏な結婚生活を脅かす危機。
俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが…(「夜の訪問者」より)。
愛する人の“秘密”を描く傑作集!


軽く読めるショートストーリーと思って旅行中にほんとに軽く読みました。 
最後ページをめくるとラスト1行、
衝撃のオチということで、期待が高まりますが、
な~んだというオチもあったりもしましたが、 
でもおもしろい発想のものも多く、ドキドキする感もあり、
とりあえずおもしろかった旅友本でした! 
もうだいぶ前に読んだので忘れかけてますが、
Wiki にあらすじが出てて思い出しました。
バリエーションに富んだ内容で発想が豊かだと思います。
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by kimikitak | 2014-10-23 14:26 |

永遠の0

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解説: 零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラーを、
『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマ
。祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、
現代と過去を交錯させながらつづっていく。
主人公の特攻隊員役に、『天地明察』『図書館戦争』などの岡田准一。
現代に生きる孫に三浦春馬がふんするほか、
井上真央や夏八木勲など若手からベテランまで多彩な俳優が共演する。
生と死を描く奥深い物語はもちろん、サザンオールスターズによる心にしみる主題歌にも注目。

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あらすじ: 祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)
の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。
進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した
零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、
かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、
生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……。


永遠の0 本の感想
この本を読んだときは一気に読んで放心したような気がします。
でも、よくできすぎていて、ちょっと訝しんだり、知らない戦争の重たさを
こんなドラマで見せるのかな?と、素直に感動することからちょっとはずれましたが、
どうしても気になるのは確か。 
主人公宮部に、岡田准一は、ちょっと宮部のイメージと違うかな?と思ってググれば
出てくる出てくる不満の声。 
それに乗っかるように、やはり見ることもないかと思ったのですが、 
こちらの映画館でかかると知って、見たくなりました。 
少し内容も忘れかかった部分も確かめたくて。 
見てみれば、思った以上に(失礼目線)岡田准一は好演していて、
宮部に違和感を感じませんでした。 
そうなれば、内容に入り込めて、知らず知らず引きこまれ、感情移入して、
あっという間の映画という感じでした。
孫の姉弟が、祖父の過去を調べていくプロセスにしても、
ドラマティックすぎることは確かですが、わかりやすいです。
なにせ、あの時代を生ききたわけでもなく知らないのですから想像するだけですが、
もっともっといろんなドラマがあったのだろうとも思います。
安部首相もごらんになったようで、いちばん感動したのは、
最後の場面ということでしたが、最後の場面はとてもつらい一瞬。  
サザン桑田作詞作曲の歌も、よかった。  
エンディング、いつものようにはやばや席を立つ人は少なかったでした。
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by kimikitak | 2014-01-06 23:42 | 映画

プリズム

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いま目の前にいるのは、私が愛した“あなた”ですか?
かつて誰も経験したことのない、切なくミステリアスな恋愛の極致!!

世田谷に古い洋館を構える資産家の岩本家に聡子は足を踏み入れた。
美しい夫人から依頼されたのは、小学校4年生になる息子・修一の家庭教師。
修一と打ち解け順調に仕事を続けていた聡子だが、ある日、屋敷の庭を散策中に、
離れに住んでいるという謎の青年が現れる。
青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、聡子に挑みかかってきたかと思えば、
数日後の再会では、陽気で人当たりが良く聡子を口説いてからかったり、かと思うと、
知的で紳士然とした穏やかな態度で聡子との会話を楽しんだり……。
会うたびに変化する青年の態度に困惑するが、屋敷の人間は皆
その青年については口を硬く閉ざすのであった。次第に打ち解けていく青年と聡子。
やがて、彼に隠された哀しい秘密を知った聡子はいつしか彼に惹かれはじめている自分に気づき、
結ばれざる運命に翻弄される。
変幻自在の作品を生み出す著者が書き下ろした、哀しくミステリアスな恋愛の極致。


かなり前、友人がおもしろいと言って図書館返却の期日が残っていて回してくれたので
読んでみました。乖離性同一障害(多重人格)がテーマということでちょっと興味がわきました。
映画では、シークレット・ウィンドウや、ファイトクラブなど少々記憶あり。 
主人公の梅田聡子が、解離性同一障害の青年のいくつかある人格のひとりに恋をする
という物語なのですが、要は不倫で、まずはこの梅田聡子に感情移入できなくて残念。
多重人格の人の多くは『幼児虐待』と深く関係してるらしく、
虐待を受けて、死ぬか発狂するか、人格分離をおこすしかない。
虐待から逃れるために自らの記憶を消し、避難用に創りだした「人格」に
記憶を書き換えることで生き残るのだそうです。
巻末の参考文献の量を見れば、百田氏、多重人格についてかなり調べたのだと思われます。 
多重人格の青年は、父親からひどい虐待を受けてその描写も生半可ではなく
少々読んでて辛くなる部分がありました。
この青年は最初、12の人格を持っていて、催眠療法に人格統合され5人になり
さらに聡子との絡みにより、人格が統合されていくのですが、
そこに聡子という、あまり共感できない女性の出現で、話はややこしくなり、
読んでても、青年の人格の誰のどれだかこんがらがって、中だるみの感が
ぬぐえませんでした。 
ちなみに聡子さんは、すらりとした美人。うめださとこって名まえ、美人に結びつきませんが^^
青年の人格のうちのひとりは大阪弁で真っ直ぐで凶暴、スタバでろくでもない若者を
どなりあげる場面などは、ちょっと小気味良かったりもしましたが、
恋愛方向にどんどんなるほどに、興味が薄れていきました。 
作品としては好きになれませんでしたが、人の心のメカニズムについて感じるところが
多々ありました。  
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by kimikitak | 2013-02-21 20:43 |

永遠の0

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出版社/著者からの内容紹介
「生きて妻のもとへ帰る」
 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、
仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、
太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた
宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。
凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、
生に執着する戦闘機乗りーーそれが祖父だった。
 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、
なぜ特攻に志願したのか? 
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!


 
2009年 最高に面白い本大賞1位
終戦記念日を前にして、読んでみました。
最高に面白いといっても、その面白いは
心がはりさけそうになる内容、でも 
読み出したら止まらない。
読み終えたら放心状態です。 
映画や、残された映像で見るより、
戦争のこと海軍のことがひじょうによくわかりました。
零式戦闘機の闘い方もとても臨場感があり、ドキドキします。  
特攻、桜花、およそ非人道的な作戦がどういう状況で
行われたのか、知れば知るほど辛いし腹立たしく、
いてもたってもいられない気がしてきます。 
著者百田尚樹さんは、関西のオバケ番組’探偵ナイトスクープ’の
構成作家だそうです。
ナイトスクープといえば、アンコールワットツアーでご一緒した
朝日放送のプロデューサーさんを思い出しました。 
構成作家だけに、この物語の構成がまたよくできていると思います。
ドラマになりすぎてるとも思えもしますが、ぐいぐいと引っ張られます。  
多くの実名の軍人の名前が出てくるので、
ネット検索しながら読みました、そんなとき、i padがとても便利。
主人公の宮部久蔵こそはわかりませんが、モデルがいるのでしょうか?
知りたいところです。
26歳で特攻で散華した宮部、その若さでなんと太い人生なんでしょうか。
なんと魅力的な男性!
戦中戦後に新聞の果たす役割というか、扇動というか、
その重みも思い知ります。 
人の心が揺さぶられるのは簡単なことのようです、言論を担う側の
問題も露呈。
あのときこうだったら、という瞬間がたくさんあって、それでも変えられない史実。
文庫の解説は児玉清さん。これも読ませます。
この本は、みんなに勧めたくなりますが、まずは息子に読ませようと貸し出します。 
 
 
 
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by kimikitak | 2011-07-12 21:16 |