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あん

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「萌の朱雀」で史上最年少でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞、
「殯の森」ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督が、
2014年に旭日小綬章を受章した名女優・樹木希林を主演に迎え、
ドリアン助川の同名小説の映画化。
あることがキッカケで刑務所暮しを経験し、
どら焼き屋の雇われ店長として日々を過ごしていた千太郎。
ある日、店で働くことを懇願する老女、
徳江が現れ、彼女が作る粒あんの美味しさが評判を呼んで店は繁盛していく。
しかし、徳江がかつてハンセン病を患っていたという噂が流れたことで
客足が遠のいてしまい、千太郎は徳江を辞めさせなければならなくなる。
おとなしく店を去った徳江だったが、彼女のことが気にかかる千太郎は、
徳江と心を通わせていた近所の女子中学生ワカナとともに、
徳江の足跡をたどる。千太郎役に永瀬正敏、
ワカナ役には樹木の孫娘である内田伽羅が扮した。


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キネカ大森で鑑賞。何せ、施設が古くて、ちょっと居心地悪いけど、しかたない。 
ずっと前に、どりあん助川さんがラジオに出て、よさそうな本だったので
読みたいと思いつつ、そのままになってたのですが、映画化されたのなら
是非見たい。 
しかも情熱大陸で河瀨直美監督登場で、気分的によりもりあがって
ジュラシックに続き鑑賞。 
河瀨直美監督はカンヌでの評価が日本でより高く、情熱大陸でみたところ、
かっこいい人。 カンヌでの衣装がまたスゴくって、樹木希林が
おもしろく褒めてました。 
主役の樹木希林は、この役にピッタリでした。 
朋友の市原悦子と、ピッタンコかんかんに出てましたが、
やりたい放題の破天荒ッぷり。もうひとつ、おぎやはぎやの愛車遍歴では、
さらにエネルギッシュな車人生ッぷりを披露してたのが頭に残ってました。
この映画では、元ハンセン氏病患者で、あんを作らせたら天下一品の老女の
役ですが、ぶつぶつと小豆と対話しながら、やとわれ店長の永瀬正敏と
いいかけあいをしながら、あんを作る場面などとても風格がありました。 
近所の中学生役の実孫加羅さんは、もっくんにそっくりでした。 
もう一人、忘れてはならないのは、どら焼きや雇い主の浅田美代子。
ハンセン病に偏見を抱いて大騒ぎするのですが、 
まあ、知性なし、はすっぱ、浅はかな感じが、ホントにお上手。 
申し訳ないくらい、ピッタリ、釣りバカの美智子さんよりはまってると思います。
残念ながら原作を読んでいないので、原作ならではの良さはわかりませんが、
この映画、しみじみと良かったです。 
映像もきれいで、河瀨直美監督の他の作品も見てみようと思ったのでした。 
役作りをする俳優さんたちは河瀨作品は大変ということですが、 
こだわり方がはんぱではないのかもしれません。

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by kimikitak | 2015-08-16 13:36 | 映画