組織というものを甘く見ていたのかも知れない……。 抜群の営業成績を上げながら、 スバル運輸の営業部次長・吉野公啓は 左遷された。 ピラニアと陰口される仕事ぶりが、 社内に敵を作っていたのだ。 だが、打ちのめされた吉野は、 同じように挫折を味わっている男たちとともに、 画期的な物流システムの実現に、 自らの再生を賭ける。 ビジネスの現場を抉り、 経済小説に新次元を拓いた傑作。 この小説は ほんとうの佐川急便 というHPを参考にしていると巻末に 明記されていたので、スバル運輸=佐川急便と思って読んだのでした。 この参考にしているHPもおもしろい。 この宅配会社のセールスドライバーは、ウワサにも聞いてたとおり、 ものすごく大変!!その実態が、しっかりわかります。 なんて大変なんだろう。 今や我々の生活に密着している 宅配、その事情も年々変わって行き、どんどん便利になって いってる裏には、サービスを提供する側の、驚くような ビジネス戦略があるわけです。 そもそも、夫婦で荷車から始まったらしいこの会社。 ここに描かれている人には、それぞれモデルがいるのだろうか? この話の主人公である吉野、あまり好きになれなかった。 主婦の私には、ビジネスの世界はわからない、その分 長く感じるところもあったけれど、仕事の厳しさが 最後までキリキリと伝わって、ドキリとしました。 この吉野が考えた、厖大で無謀とも思える構想、 夢を持って仕事をする、実現するという意味でか? 高橋歩の「毎日が冒険」も参考にされたようだ。 AYUMU CHANNEL このサイトをたまに見ていたので、なるほど~とは思ったけれど、 高橋歩、なんともついていけない。今の若者は、彼に続けで世界一周にでるようだけれど。 ちょっと関係なくなってしまった... この佐川急便の話、結末も良く、おもしろくはありましたが、 感動!という感じではなかったのでした。 #
by kimikitak
| 2010-03-18 22:55
| 本
30年近く付き合っているタイ人家族、 不思議と長続きのお付き合い。 ことばがあまり通じないのもかえっていいのかもしれません。 細かなことは詮索せず、元気な顔で確かめあうみたいな感じでしょうか。 御殿場の翌日は、タイ人家族は夫の案内で、 東京の行きたい場所へと出発しました。 ミッドタウンやらバイクショップなど行ったようです。 私は、朝風呂につかってから、 せっかくなので、アリスさんご紹介で行く気になった ポーラ美術館に寄ることにしました。 いい作品がたくさんあるそうなので。 ひとり、美術鑑賞は♪最高♪と思ってイソイソ出発しましたが、 霧がたちこめて、昨日の雨に引き続き、視界が悪く 不安なドライブとなりました。 それでも、美術館には、無事に到着。 スタイリッシュな美術館。 この建物だけでも素敵、入館料が高い(1800円)ので期待大です。 3月13日~6月8日まで、日本画の第1期展示期間でした。 《杉山寧、不朽の名作を中心に》 イヤホンガイドを借りてみたところ、説明を聞いていると、 勝手に観るよりも、ゆっくりと集中して観られることが わかりました。 今回の杉山氏の作品、とても素敵でした。 山は写真かと思えるほどのリアルな感じ、 羊はまるでウール、 黒朱鷺は生きてるようで真紅のバックに映え、 鯉はシャープな背筋。 油絵もまガラス工芸もまた、見ごたえがあり、思う存分ゆっくりと観ることができました。 好きだった作品 ・前田青頓 春暖 ・杉山寧 《水》 《守》スフィンクス ・横山操 ベニス ・平山郁夫 イラン高原をi行く ・岡田三郎助 あやめの衣 ・モネ 睡蓮の池 ・カンディンスキー 支えなし などなど、まだ記憶に残ってるドキドキする作品が多かったです。 画家も、やはり長生き、年をとってから、スケッチに辺境の地に出る 意欲のある巨匠たち、その創作欲はとどまるところはないのだな~と感動! ゆっくりと作品を堪能した後は、遅めのランチですが... 数種あるセットランチにするか、アラカルトにするか、 はたまた、カフェでケーキか?などと、ちょっと悩みました。 が、前日、ほとんど野菜を食べていなかったので、 サラダとお茶にしました。私こうなると、すごくねちっこく 悩んだ末でしたが、このサラダ、とてもおいしくって大正解でした。 かなり量もあって、満足◎ テーブルにお水のポットをおいといてくれるのも、嬉しいこと、 スゴイ水のみ人間ですので。 #
by kimikitak
| 2010-03-17 18:55
| 集合
昨日、天気も荒れ模様。 午後いちばんで、御殿場アウトレットに行きました。 今、揺れているタイランドから、タイ人家族がやってきたので、 旅の道中おともです。 東京からピックアップして箱根を案内している夫、 私は、しばらくぶり、ちょっとばかり長距離運転して待ち合わせたアウトレット。 久しぶりの東名、いつものETCカードと違うのを入れてあって、 ’たぶん、大丈夫’と夫が言ってたので、たしかめもせず 通過しようとしたら、ピピっとなって、通過不能。 なんと、期限切れ。 なんたること、確かめもせず乗った私が悪かった? 腹立たしい。 たまたま後続車がいなかったのでバック。 のっけから疲れました>< ともあれ、先回りして、アウトレットを一人堪能しました。 これって、ひとりだと好きに見られる分、ありがたみがなく 購買意欲低下。 それにしても、かなり混雑しているのは、セールだからなのか? 2時間ほどして、タイ人家族たち到着。 タイ人ご一行、ママ、息子、娘夫婦と子ども。 ショッピングタイムはえんえんと... そうそう、タイのデモ混乱の話もしないままでした。 期待していた富士山は、またしても雲の中。 めぐりあわせが悪いな~と残念。 ここで夜になってしまい、その後、強羅への移動なのですが、 ひどい雨、暗闇、山道と、3拍子揃ってしまい、 ひゃ~ 疲れた! 温泉に入って、寝ました。 #
by kimikitak
| 2010-03-16 19:43
| 集合
#
by kimikitak
| 2010-03-15 11:11
| タイ
ANA の パンダ飛行機についてですが、 メル友のおじさまから、この飛行機についてご説明いただきました。 ANAと社友にしていらっしゃるとのことで、広報誌にも記事を 書いていらっしゃったようですが、 このペイント飛行機は、中国便に力を入れるとのことでB767、B777、2機に作ったもの だそうです。 私が搭乗したのは、B777-300でした。数年前のペイント機、中国ではなく バンコクに出向いていました。 当初は、中国便はお子様の搭乗者にチャイナ服を着たパンダの「ぬいぐるみ」 配っていたそうです。 メル友のおじさまが調達されたそうで、用意された3000個はすぐになくなって しまったとか。 送ってもらったパンダ写真、かわいいです^^ こんなのをいただけたら、搭乗したのも忘れなかったのですが... 今年は、 ショパン、シューマンの二人の天才の生誕200年とのこと。 それで、コンツェルトの演奏。 ユンディ・李のピアノ。 ショパンのピアコンNo.1 この曲は、大好きで、 ランランでもよく聴くのですが、 こないだは中村紘子先生が弾いてました。 でも、若い中国青年たちの方がちょっといいかな?、と勝手に思います。 日本のピアノも今は、どんどん中国に輸出されているようです。 そりゃ、日本の需要にも限りがあるというもの。 それに目指せ、ランラン、ユンディとかなるのでしょう。 シューマンのコンツェルトも、物悲しい旋律が素敵。 #
by kimikitak
| 2010-03-14 19:21
| アジア
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