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シニア 

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先週の日曜日 
私の誕生日を前倒しで夫がセットしてくれました。
汐留カレッタ 47Fの なだ万 
またまた、楽天クーポンで飲み放題付きです。
夜景がきれいで、
久しぶりに孫なしのゆっくり静か時間でした^^

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よそのテーブルも同じ内容のコースのよう。

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おつくり。  

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                  メインはさわらor 牛 

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夜景もごちそうのうちですが、若いカップルは窓際のカウンター横並び席で
かぶりつき夜景でした。  
贅沢な空間でしたが、客席をいつも埋めるのは大変だろうなどとよけいなことを
考えました。 
何より、ゆっくり飲んで食べては嬉しかったです。 
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by kimikitak | 2015-10-06 10:28 | 集合

長いお別れ

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帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。
妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をする――。

東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立図書館の館長をつとめたが、
十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし、
娘が三人。孫もいる。

“少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く”
といわれる認知症。
ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう、
迷子になって遊園地へまよいこむ、
入れ歯の頻繁な紛失と出現、記憶の混濁--
日々起きる不測の事態に右往左往するひとつの家族の姿を通じて、
終末のひとつの幸福が描き出される。
著者独特のやわらかなユーモアが光る傑作連作集。


2010年 「小さいおうち」で直木賞を受賞した著者の最近の作品。
予約待ちが長いわよ、と借りた姉が回してくれたので、
急いで読んだ。 テーマは重いものの、爽やかにユーモラスに描かれてるので
あっという間に読めます。
8篇からなる連作集で、認知帳を発症した父親の介護の日々を中心に
東家の家族たちの10年間が描かれてます。
 ・全地球測位システム
   12月の父親の誕生日に娘を集める母
 ・私の心はサンフランシスコに
   サンフランシスコに暮らす長女のもとへいく老夫婦。 
 ・おうちへ帰ろう
   アメリカからしぶしぶ帰国した兄弟と祖父のかけあい 
 ・フレンズ
   お葬式に出席した昇平、かつての同級生とのかみ合わない会話。
     この話がいちばん傑作で大笑い
 ・つながらないものたち 
   大震災がおこり、心配する娘たちとその後の東家 
 ・入れ歯をめぐる冒険 
   昇平の入れ歯がなぜかすぐになくなる 
   ここは介護の大変さがあれこれ。
 ・うつぶせ網膜剥離
   介護をしていた母曜子が、網膜剥離を発症。 
   網膜剥離の手術後は下を向いていないといけないそうで、
   夫の介護にはやく帰りたい曜子が必死でうつぶせにしている姿が
   健気
 ・QOL 介護施設 
   介護施設を探す娘たち 

全体を通して、介護をする母親の曜子が、困難な日々にもめげずに 
夫の介護を自分の力であきらめることなく、なしとげようとする姿が、とても優しく、立派。
また、娘たちも、そんな両親を遠くに離れていてもあたたかく励ましたり手伝ったり、 
とてもまっとうな家族の姿だなと思いました。
10年とは長い日々。少しずつ変化していく元校長先生の日々も
長かったことでしょう。 
読後感は爽やか!  
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by kimikitak | 2015-10-04 10:12 |

検事の死命

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2012年度の山本周五郎賞にノミネートされ、
2013年度大藪春彦賞を満場一致で受賞した『検事の本懐』
——TV、新聞雑誌で話題沸騰、法曹会からもエールを
おくられる著者の受賞後第一作です。
検事の矜持をかけて権力との激闘に挑む力作中篇「死命」、
『ザ・ベストミステリーズ2013(推理小説年鑑)』
にも選ばれた傑作短編 「心を掬う」、感涙必至の“帰郷小説"
「業をおろす」を収録した検事・佐方シリーズ最新刊。
いまミステリー界で熱い注目を集める『このミス』
大賞作家・柚月裕子の、大いなる飛翔を告げる、渾身の一作!



郵便物紛失事件の謎に迫る佐方が、手紙に託された老夫婦の心を救う「心を掬う」。
感涙必至! 佐方の父の謎の核心が明かされる「本懐を知る」完結編「業をおろす」。
大物国会議員、地検トップまで敵に回して、検事の矜持を貫き通す「死命を賭ける」
(『死命』刑事部編)。検察側・弁護側——双方が絶対に負けられない裁判の、
火蓋が切られる「死命を決する」(『死命』公判部編)。
骨太の人間ドラマと巧緻なミステリーが融合した佐方貞人シリーズ第三作。
刑事部から公判部へ、検事・佐方の新たなる助走が、いま始まる!


検事の本懐に続き、こちらを。
それはもう、読まずにはいられませんでした。 
だいぶ前に読み終え、その後のやめ検弁護士になった
’最後の証人’も既に読了。弁護士になった佐方は、上川隆也で
ドラマ化されたようでした。テレビで見なかったのは残念。 

さて、本書はやはり期待にはずれることなく良かったです。
2編目の
業をおろす、とはまさにその通りで、
佐方の父である弁護士の、不名誉がいよいよもって晴れます。
感動の場面の連続でひきこまれること必至。 

死命の2編は、上層部の圧力に屈せず
裁判でたたかう、佐方の姿が魅力的でした。
最後の結果に溜飲が下がります。 
読んで爽快な気分になる、お話はなかなかなくて、
著者の柚木裕子さんに感謝したいところです。

アリスさんのレビュー
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by kimikitak | 2015-10-01 16:27 |