私の男
138回 直木賞作品 ずいぶんと待ってようやく借りてきましたが…… う~ン、と唸ってしまい、嫌悪感に満ちてしまい、 はっきり言って、えぐくて、痛くて、好きになれない作品。 それでも、先に進まずにはいられなくて、最後まで がんばって読みました。 近親相姦というタブーがテーマで、 それをものみ高くならないよう上手に書いたのでしょうが、 それがかえって、気持ち悪さを増幅。 現在から過去へ遡る、こだわった構成で、 ミステリアスな知りたい部分が解明されていくので、 読まずにはいられないように進んでいきますが、 結末もスッキリしないし、読後感としては、 ぐったり疲れた、そんな感じでした。 文章自体は、凝りすぎてなくて、読みやすいのに、 不思議とどんどん、重たくまとわりついてくるようでした。 作者の他の作品を読んでないですが、 他の作品をすぐには手にとりたくない気がしてしまいました。 若い人なら、受け入れやすいのかな?などと思いました。
by kimikitak
| 2008-12-06 21:42
| 本
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