東野

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流星の絆 
殺人の門

東野作品2冊 これ、だいぶ前に読んだので、感想もうすくなっています。
ドラマ化された、流星の絆、その前に読みましたが、ドラマは
原作のイメージと違ってしまうので、みませんでした。
この話は、エンタメ的要素も強く、一気に読みました。
そのおかげか、思ってもみなかった犯人に、ビックリ!
これ、たいていの人は、途中で気づくのでしょうが、
まんまとはめられるのは、読みが浅いのでしょうか?
ハヤシライスの味に泪するという場面があるのですが、
ハヤシライスをあまり食べないので、そのレシピに
まつわるくだりが、あまりピンとこないで、
ついつい、心の中でケチをつけたりしながら読むので
犯人を想像すらできなかったようです。
なかなかいい読者だと思います。

殺人の門、こちらは… 
  どうしても殺したい男がいる。その男のせいで、
  私の人生はいつも狂わされてきた。あいつを殺したい。
  でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、
  私にはいったい何が欠けているのだろうか……。

殺したいほど憎い相手とは?
この話、導入部分がすごくおもしろく、どうなっていくのか
期待がこもりましたが、すぐに騙され、拒むことができない主人公が
どんどん落っこちていく様が、あまりにもふがいなく、イライラの
連続、またその父親が、さらにイライラするキャラだった
(もとはといえば、すべてこの父のせい)ので、
どこまでもどこまでも果てしなく落ちていく家族、これには
なかなか重ったるくて、読み進むのが大変でした。
肝心の殺したいほどの相手、これがまた、狡賢こく、これに
まんまと騙されていくくだりにイライラ。
そのキャラクターを描いている部分が、すごく綿密で
おもしろかったです。
これ読み終わってみると、なかなかの膨大な一代記の
ような作品で、読み応えあり。
どちらかといえば、流星の絆よりも、作品としては
いいような気がしました。
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by kimikitak | 2008-12-05 21:01 |
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