王 義之

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録画した番組 新日曜美術館 をみました。
江戸東京博物館で開催中の
王義之の蘭亭序(行書)にまつわる話。
王義之といえば、書の最高峰といわれる。 
1600年も前の書。
日ごろかな文字を書いている私も、ときとしてだらだらと臨書する蘭亭が
それほどまで素晴らしい書だとは知らず、この番組をみて
あらためて、気合を入れたいと思いました。e0117945_2333635.jpge0117945_23333583.jpg
これは、清書ではなく、下書きのようなもの
ゆえに、消してなおしてある箇所も多く、それでいて、これ以上
ないほどの傑作といわれる名筆。 あらためて清書したのでは
でない勢いや、心情が盛り込まれているとの解釈も。
真筆は残っていなくて、これも臨書。 

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 同じ 『之』の字ひとつとっても、
どれも、違う形に書かれている。 確かに、臨書していると
どれも違うとは思っていましたが、それも敢えてなされている工夫。
日本の空海の風心帖 も 王義之を、繰り返し
学んでの作品と言えるらしい。 
この番組に登場した書家の方いわく、王義之の確立した文字は、
現在、私たちが書く文字の基準となっているものだということでした。
丸文字であれなんであれ、日本語の文字は もとはといえば
王義之が根幹にあるといえるのかもしれない、ということで
今も臨書に励む人が多いのもうなずけました。

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柿沼康二
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by kimikitak | 2008-08-25 23:52 | 書道
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