ナミヤ雑貨店の奇跡

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あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。
しかしその正体は……。物語が完結するとき、
人知を超えた真実が明らかになる。
すべての人に捧げる、心ふるわす物語



久しぶりの東野圭吾 
読み始めて、タイムスリップする話だとわかり、ちょっと私が敬遠したい話しかと
思ったのですが、あにはからんや、どんどんおもしろくなりました。 
短編連作の形式で、最後は物語の完結にふさわしく、おもしろく読めました。
あらすじは→ ココ
タイムスリップといえども、行き当たるのは、いとしのエリーや、ビートルズ。
私が青春だった時代が、タイムトラベルの対象になってます。 
これが、興味をそそられないはずもなく、 
そうよそうよ、あの頃はそうだった!の連続。 
サザンのファンだという東野さん。
ミスター・ムーンライトは、ビートルズもサザンもモチーフになっていて、
愛ある傑作だと思いました。 
ミスター~~~アァァァ~~~
懐かしさでメロメロになるファンタジー。 
この話はそこにつながるのか~と、ちょっとこんがらがりそうになりつつも、
めんどうにならず、飽きさせない魅力ある作品。 
バブルもバブルが弾けるのも、庶民の私に関係なくても
今だからこそよくわかり、人につられて浮かれていたのが
何だったのかな~なんて、アホくさくも懐かしく思いを馳せました。 
悩みに答えるのが、雑貨店のじいさんから、コソドロを働いた3人の少年たちに
変わるのですが、その回答文章はとても興味深く、
少年たちの簡単で拙い文章、それでいて言い得て相談者の心に響く文章、
一方、ナミヤじいさんの方は、さすがと思える、実直なもの。
そこらへんも時代をはさんでおもしろく、楽しめました。
できすぎてる話ですが、ファンタジーと思えば、ただただ、この先どうなるの?っと
リアリティを感じつつ読めるのでした。 
というわけで、結果、おもしろかった~!!
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by kimikitak | 2013-09-03 21:40 |
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