「図書館戦争」「フリーター、家を買う。」 などで人気の有川浩による同名小説を、 「関ジャニ∞」の錦戸亮主演で映画化。 全国が観光ブームに沸くなか、高知県庁は 観光促進を目的とした「おもてなし課」を設立する。 しかし、やる気はあるものの空回りばかりの若手職員・掛水らが 、何をしていいのかわからず戸惑っていると、 地元出身の人気作家・吉門から「スピード感のない お役所気質」とダメだしされてしまう。 一念発起した掛水は、柔軟な発想力をもつ アルバイト職員の多紀を他部署から引き抜き、 本当の「おもてなし」を見つけ出すため奮闘する。 共演に堀北真希、高良健吾、船越英一郎ら。 有川原作の「阪急電車 片道15分の奇跡」を 手がけた監督・三宅喜重、脚本・岡田惠和らが再結集。 原作を読まないまま見てみました。 お役所仕事とは、よく耳にすることばながら、国の公僕の方々から 叱られそうですが、民間感覚のないスローなリズム。 おもてなし課は実在するらしいですが、セットを再現しただけあって、 とても雰囲気がでてました。 錦戸はじめ、この課の面々のピッタリの配役に拍手ですが、役者ならではの 役作りが上手ということでしょうか。 紅一点の女子のなんともなこと。 そこへ、天使が舞い降りたかのごとくのアルバイター堀北真希。 掛水(錦戸)のKY感には、イラ-ッ(-_-メ)ともしますが、だからこその’いい人’が よく出てました。 2つのラブストーリーが展開されますが、それはそれと割り切って微笑ましくみるしかなく、 あまり気にせずスルーです。 県庁を追われた清遠(船越)もいい役どころ。 作家吉門(高良健吾)もお得な役! 両者、なかなか説得力がありました。 この映画、何と言っても素晴らしかったのは高知の自然。 それも俯瞰的に雄大に見せてくれます。 川にかかる沈下橋も、緑に映えてとても美しく、 こういった景色は、観た人は必ず高知に行きたくなる ご当地映画といえるでしょうか。 ほのぼのと、ゆるゆると、それでいてそこそこのテンポもあり、 そして、私が気になってた高知グルメも楽しめました。 高知に行ったとき、偶然入った居酒屋で鰹がとても美味しかったのを 思い出しました。 またあの自然も味わってみたいと思い出しました。
by kimikitak
| 2013-05-16 19:24
| 映画
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