人気ブログランキング | 話題のタグを見る

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課_e0117945_18525127.jpg県庁おもてなし課_e0117945_18531191.jpg





















「図書館戦争」「フリーター、家を買う。」
などで人気の有川浩による同名小説を、
「関ジャニ∞」の錦戸亮主演で映画化。
全国が観光ブームに沸くなか、高知県庁は
観光促進を目的とした「おもてなし課」を設立する。
しかし、やる気はあるものの空回りばかりの若手職員・掛水らが
、何をしていいのかわからず戸惑っていると、
地元出身の人気作家・吉門から「スピード感のない
お役所気質」とダメだしされてしまう。
一念発起した掛水は、柔軟な発想力をもつ
アルバイト職員の多紀を他部署から引き抜き、
本当の「おもてなし」を見つけ出すため奮闘する。
共演に堀北真希、高良健吾、船越英一郎ら。
有川原作の「阪急電車 片道15分の奇跡」を
手がけた監督・三宅喜重、脚本・岡田惠和らが再結集。


原作を読まないまま見てみました。 
お役所仕事とは、よく耳にすることばながら、国の公僕の方々から
叱られそうですが、民間感覚のないスローなリズム。  
おもてなし課は実在するらしいですが、セットを再現しただけあって、
とても雰囲気がでてました。 
錦戸はじめ、この課の面々のピッタリの配役に拍手ですが、役者ならではの
役作りが上手ということでしょうか。 紅一点の女子のなんともなこと。
そこへ、天使が舞い降りたかのごとくのアルバイター堀北真希。
掛水(錦戸)のKY感には、イラ-ッ(-_-メ)ともしますが、だからこその’いい人’が
よく出てました。
2つのラブストーリーが展開されますが、それはそれと割り切って微笑ましくみるしかなく、
あまり気にせずスルーです。 
県庁を追われた清遠(船越)もいい役どころ。
作家吉門(高良健吾)もお得な役! 
両者、なかなか説得力がありました。 
この映画、何と言っても素晴らしかったのは高知の自然。
それも俯瞰的に雄大に見せてくれます。 
川にかかる沈下橋も、緑に映えてとても美しく、 
こういった景色は、観た人は必ず高知に行きたくなる
ご当地映画といえるでしょうか。
ほのぼのと、ゆるゆると、それでいてそこそこのテンポもあり、
そして、私が気になってた高知グルメも楽しめました。
高知に行ったとき、偶然入った居酒屋で鰹がとても美味しかったのを
思い出しました。 
またあの自然も味わってみたいと思い出しました。
by kimikitak | 2013-05-16 19:24 | 映画
<< GANGSTER SQUAD ママレードと歯のケア >>