三匹のおっさん

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腕に覚えありの武闘派2名、機械をいじらせたら無敵の頭脳派1名。
かつての悪ガキが結成した自警団が、今日もご町内の悪を斬る!

「三匹のおっさん」とは…定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。
柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、
工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待…身近な悪を成敗。


有川浩は好きな作家さんで、どれもおもしろいはずと期待がこもりつつ、
ときが経った作品ならすぐ借りられて、今更ですが読みました。
続もぜひとも読みたいです。 
三匹のおっさんというタイトルがイマイチ、理解しがたく後回しになったのですが、
内容は、気持ちサッパリすがすがしくおもしろかったです。 
主人公は誰か?特定するに非ずですが、剣道家の清田キヨカズ家と孫息子
佑希が、主だった役割を果たします。 
清田きよかず家の2階の2世帯住宅に住む息子家族。 
嫁姑問題、家族問題もはらみつつ、高校生の一見チャラオの祐希が
きよかずじいさんとの距離を次第にせばめる経緯など、
会話を含めて楽しめました。
なんといってもこの高校生佑希の力。 
自ら思った活躍は控えても、じいさん(三匹のおっさん)たちを
後押ししてあまりある活躍っぷりでした。
短編でどれも1話完結で、見てる方はありがたいです。 
定年したけれども、おさまる器のないオッサンたち、
じいさんばーさんやら、オッサンやら、タメ口ばかりの息子でハラハラ。 
けれどおさまるところにおさまって、楽しめました。
有川浩は、やっぱりおもしろい。 
今時の高校生、チャラちゃラしてても、世の中をちゃんと見てる。 
なかなか頼もしい佑希に拍手でした。
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by kimikitak | 2013-02-22 23:10 | 集合
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