ロスジェネの逆襲

e0117945_21333533.jpg
人事が怖くてサラリーマンが務まるか!
人気の「オレバブ」シリーズ第3弾となる『ロスジェネの逆襲』は
、バブル世代の主人公が飛ばされた証券子会社が舞台。
親会社から受けた嫌がらせや人事での圧力は、知恵と勇気で倍返し。
ロスジェネ世代の部下とともに、周囲をあっと言わせる秘策に出る。
エンタテインメント企業小説の傑作!


ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。
そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、
ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。
アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。
ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。
責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、
部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。
胸のすくエンタテイメント企業小説


借りてきてちょっと読み始めたら止まらない、すぐに読める物語。 
バブル組のシリーズの3作目。 
最初から、結末は少々見えてきますが、 
最後は読むのが惜しくなるようで、ゆっくりと結末を楽しみました。
ロスジェネとは? 
 世の中がバブル崩壊後の不景気という名のトンネルのすっぽりと入り込んでしまい
 出口を見出そうともがき苦しんでいたこの10年間。
 1994年から2004年に亘る就職氷河期に出た若者たち、その彼らを、後に某全国紙
 の命名により『ロストジェネレーション』 略して ロスジェネ世代と呼ぶようになる。

なんだそうで、バブル入行の半沢とロスジェネ世代の森山の物語。 
企業買収がテーマ。 ヒルズのIT といえば、そうあの人、まだ記憶にあるあのこと。 
理不尽な買収劇にバブル半沢と、ロスジェネ森山の知的活躍で、
旧態依然とした銀行にしがみつくお偉い輩をやっつける、
征伐のお話でした。 
悪だくみ連中が、小悪すぎるキライがあって、下工作、根回し、わかりやす過ぎますが、
株価、経済のことなど盛り込まれているので、学習になりました。 
保身に余念のない悪主人公たちの、いさぎ悪さも手伝って、
なおのこと半沢のカッコよさが目立ち、ともかくもスッキリと終わる勧善懲悪の
池井戸ワールド全開といった感じでしょうか。 
半沢の発言を通しての池井戸メッセージも多々あり、ロスジェネ世代もバブル世代も
心に刻まれるかと思います。 
ただのバンカーじゃない、組織に翻弄されることのない半沢の活躍は、また次があるのでしょうか? 
[PR]
by kimikitak | 2013-01-26 22:08 |
<< 最近の洋食 御殿場アウトレット >>