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山本五十六

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昭和14年の夏。2年前に始まった支那事変が泥沼化しつつあった。
陸軍が日独伊三国軍事同盟の締結を強く主張する中、
海軍次官の山本五十六、海軍大臣の米内光正、事務局長の井上成美は、
信念を曲げる事なく同盟に反対の立場をとり続けていた。
日本がドイツと結べば、何倍もの国力を持つアメリカと戦争になる。
それだけは何として避けなければならないと考えていたのだ。
だが世界情勢は急転、第二次世界大戦が勃発してしまう…。
 

きょうはレディースデイ、これを見た。 
第二次世界大戦の真実ということで、山本五十六にスポットをあてた
史実に基づいた作品。
永遠の0にも、エトロフ発緊急電にもふれられてる真珠湾攻撃のこと、
山本五十六はこの攻撃をもって講和をなそうとしていたと。 
けれども、アメリカに対してこの攻撃の通告が大使館の不手際?で
1時間遅れたために、奇襲攻撃としてプロパガンダで叩かれたこと。 
ハーバードに留学した経験を持つ五十六は、アメリカの国力を知っていて
戦争には断固反対だったこと、そのぐらいの知識を頭においてみましたが。
軍部内の確執、報道の偏り、国民の戦争への賛美感情など、
いろんな角度から、いかにして戦争に突入してしまったかが
描かれてました。家庭人としての五十六、下戸で甘味好きな五十六、物静かな勇者の
ように描かれてましたが、果たして、こんな人だったのか、
美化されてるのかとか、いろいろ疑問もわいたりしました。 
どうしても、役所だ、吉田栄作だ、阿部寛だ、柳葉だ、香川だと
迫真の演技にもかかわらず、役者の名前で見えてきてしまい、
もひとつ入りこめなかったのでした。 
あまりにも後手後手になった事実、ああだったらこうだったらとも思ったり、
戦争のものはやはり辛いです、といっても、戦闘場面は少なかったですが、
ピンとこなかったのは私だけ?
いろいろ文献を読んでみないことには、えらそうなことはいえません。 
’フォックスと呼ばれた男’のような映画の方が、感動があると思いました。
そんなわけで、不勉強が露呈しました。 
 
by kimikitak | 2012-01-18 22:21 | 集合
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