タルト・タタンの夢

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下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。
風変わりなシェフのつくる料理は、気取らない、
本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。
そんな名シェフは実は名探偵でもありました。
常連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか? 
甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は? 
フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?
……絶品料理の数々と極上のミステリ7編をどうぞご堪能ください。



「タルト・タタンの夢」
「ロニョン・ド・ヴォーの決意」
「ガレット・デ・ロワの秘密」
「オッソ・イラティをめぐる不和」
「理不尽な酔っぱらい」
「ぬけがらのカスレ」
「割り切れないチョコレート」


気取らないフランス料理、こんなお店を見つけるのはけっこう難しい。
下町の商店街の片隅にある小さなお店。 
このお店の名は パ・マルは悪くないという意味。
風変わりなシェフ三舟、ホテルのレストランの料理長
にもよばれるほどの腕を持つ志村シェフ。
ソムリエの金子さん 
ギャルソンの高築
この4人がこのお店のスタッフで、これらの話は
新米ギャルソンの高築の一人称で語られます。
このお店のお料理は本当に美味しそう。 
狭いお店ながら、お店はいつも予約でいっぱい、 
そんな実力派のお店。お客が持ち込む問題、不思議な出来事
を三舟シェフが、みごとに謎解きする、それも
どれも魅力的なお料理が絡んでて、いやがうえにも興味をひかれます。 
ロニョン・ド・ボーとは仔牛の腎臓の料理。好き嫌いの激しい客が頼んだが... 
ガレット・デ・ロワは、フェーブが消えてしまう理由は何か?
カスレ、ここではがちょうのコンフィを使うことに意味アリ。
7つの話は各々、違った趣向であきません。
それぞれにいろんな人の人間関係が絡んでいます。
ホッとしたり、イライラしたりするときにでてくる
ヴァン・ショーというホットワインも心温まりそうでした。 
殺人などおきないちょっとした美味しいミステリーといった感じで
サクッと楽しめました。 
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by kimikitak | 2011-12-20 22:33 |
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