我が家の問題

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平成の家族小説シリーズ第2弾!
完璧すぎる妻のおかげで帰宅拒否症になった夫。
両親が離婚するらしいと気づいてしまった娘。
里帰りのしきたりに戸惑う新婚夫婦。
誰の家にもきっとある、ささやかだけれど悩ましい6つのドラマ。

奥田氏インタビュー


家日和がおもしろかったので、図書館にリクエスト。 
ようやっとまわってきました。
期待したとおりです、おもしろい! 
まず、どの話も1行目でやられます。
・新婚なのに帰りたくなくなった
・どうやら夫は仕事ができないらしい
・どうやらうちの両親は離婚したがっているらしい
・夫がUFOを見たといいだした
・結婚して初めてのお盆休み、それぞれの実家に帰省することになった
・妻がランニングにはまった
この始まり方、どれも次におこるべくことは何なんだろう? と、思わずにいられません。
人の家の自慢は聞いても右から左でも、人の家の問題はちょっと興味をそそるもの。
それも、どこにでもありそうでいて、ちょっと大きな問題に発展しそうと予感させる
でだしです。 
最後の妻がランニングにはまる話は、夫が小説家という設定、
まさしく奥田家の話かと思わせるもの。 
でも、読後に読んだインタビューでは、奥田氏はひとり暮らしとのこと。
家庭がない人なのでしょうか、そんな方がよく、ここまで家庭のこと
家族の各々の気持ち(男女を問わず)を著せるのか不思議です。
人の世にありがちなことはウォッチングしてればわかるのでしょうが、
さすがN賞作家です。 
あまり深刻になりすぎずに、問題を乗り越えられるように書いているのは
やさしさでしょうか。 
自分の努力ではどうしようもないことがころがっているのはしかたない、
と私の年代が読めば、即納得、問題のない家なんてないんだってことは、よ~く知ってますから。 
先の長い若い人が読んでも、いろいろ参考になると思います。 
   
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by kimikitak | 2011-11-02 22:09 |
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