藤原正彦氏オクサマの本

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藤原正彦教授の夫人が綴る家族の記録。
夫のユニークすぎる教育理論と戦いつつ、
イケメン息子3人を育てた抱腹絶倒のエッセイ

書名夫の悪夢
著者名藤原 美子/著
出版者文芸春秋
出版年201004


品格教授のオクサマはどんな方なのか
知りたくて、借りました。 
この本の中のお写真をみると、どれも美人。
上品で知的な印象を受け、読む前から圧倒されます。
その上、プロフィールにはプリンストンの文字が。







藤原美子[フジワラヨシコ]
米国プリンストン生まれ。お茶の水女子大学修士課程修了。
発達心理学専攻。エッセイスト、翻訳家。
ハリウッド大学院大学教授、
筑波大学附属視覚特別支援学校講師(心理学)
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

庶民の暮らしは経験なし? などと勝手に思いめぐらし、
ともすると、あまりに手の届かない遠いものかと思いつつ
読んだのですが。 
35過ぎるまで、お見合いも断わられ続けた品格教授、 
12歳も違う、若い美女をゲットという
くだりも、オクサマの正直でまっすぐな表現が読みやすいです。   
オクサマの方も学者のおうち。 やはり、釣り合いがとれているようです。 
むずかしそうなご主人を、若さと育ちの良い健康的な快活さで、
コントロールしてしまってる、そんな感じで、オモシロイのです。 
だいたいに我々とと似たような世代、時代もマッチして、
子育てにはそれなりの人並みの苦労(たとえば受験)もおありだったようで、
決して高ぶらない、感じの良い文章で楽しく読みました。 
ただ、とりまく人々も、環境も、やはり一般人とは違います、が、
別世界もけれんなく描かれてるので、さらに楽しめます。 
たとえば皇太子さまと一緒に鑑賞の 父新田次郎の映画
’剣岳’の話とか。  
この映画には、役所広司の夫人役としてチラッと出演、
息子3人もエキストラとして出演のエピソードなど、
家族を嬉しそうに見守る品格正彦氏の様子もほほえましく、
円満なあたたかさを感じました。 
何か、自然体で夫正彦氏のイメージを払拭するような、
こんなことまで書いちゃっていいの?と、ホッコリとします。 
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by kimikitak | 2010-07-31 20:33 |
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