さよなら渓谷

e0117945_1846357.jpg発売日:2008/06/20
1,470円(定価)

きっかけは隣家で起こった幼児殺人事件だった。
その偶然が、どこにでもいそうな若夫婦が抱える
とてつもない秘密を暴き出す。
取材に訪れた記者が探り当てた、15年前の“ある事件”。
長い歳月を経て、“被害者”と“加害者”
を結びつけた残酷すぎる真実とは――。

『悪人』を超える純度で、人の心に潜む「業」に迫った長編小説。

 
悪人を読もうかと吉田修一の図書館の棚へ。 
ところが、かなりババッチイ。 
妻夫木・深津で映画を見ればいいか~!
「パレード」もない。
というわけで、内容も知らず、その隣りにあった
この本を借りてきました。

幼児殺害事件は、あの事件を思い出します。
わが子を殺したあれ。 
まだ鮮明に覚えてますが
かなりみえみえでありながら、ショッキングな事件でした。
最近は、そんな事件も、あんな事件も
なるべく深く詳しく見ないようにしていますが、
この物語は、そんなとこから始まってしまいました。 
その事件のおこった隣りに暮らす夫婦、 
実は... となるのですが、これを言ってはネタバレ。
これを言えないとなると書くことはなくなるのですが、
切ないとかではなく、やるせない、救いのない物語となって
展開していきます。わりと淡々と。
何故にあのとき、どうして? となるタラレバですが、
浅はかなる若気の至りでは片付けられないこと。
よって、多くの周りを巻き込む普通じゃない人生。  
2作続けて、ウッとなるものを読んでしまいました。 
ただ、読ませる作品となっていて、
ついつい先を急ぎました。  
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by kimikitak | 2010-04-16 19:06 |
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