ちょっと前に読んだ本

e0117945_21155669.jpg
うつくしい子ども
神戸の少年A サカキバラを 意識した物語といえます。 
本の帯にもあるとおり、最初から犯人は明らかにされてます。
作者自身の思惑によって。
ですので、この弟の日常の描かれている部分を、かなり入念に
読み進みます。 
弟の背後に別の影ありで、あまり書くとネタバレます。
実際に起こった事件とは、全く違うので、結末もまた、
意外な方向にいき、やはり重苦しい内容ではありますが、
この犯人の兄である、主人公のキャラクターと、力になって
くれる友人たちが、爽やかに描かれていて、しかも 
両親・妹も、各々が再生に向かうような希望も見せているので、
読後感も苦しくない話となっていました。
実際に起こっている少年犯罪の数々が、このようにまとまることは
ないのでしょうし、この話のテンポは速く、ありえないという気には
させられますが、ぱ~っと読めてしまいます。
子どもといえども、みな頭脳は違い、環境も違い、
親から刷り込まれたことの影響も大きく、普通に健全に
子どもが育つのは大変なこと、とあらためて思いました。

e0117945_21543035.jpg
サヨナライツカ 2001年 世界文化社より刊行
ちょうど映画になるというので、読んでみました。 
恋愛小説らしいので、今更、ワクワクすることはないとは思いましたが、
1975年のバンコクが舞台というので、どんな風にバンコクが
描かれるのか楽しみで。
私が初めてバンコクに行ったのが78年頃だったと思うので、
なんだか懐かしいという感覚で興味深く読みました。
大好きなオリエンタルホテルもたっぷりと舞台になっていて、
これが映画になれば、やはり観たいかな~と思いながら...
話の内容は好きになれないし、登場人物も素敵に思えないし、
25年もかけてはぐくむような愛の物語とは、到底思えませんでした。 
若かったら違った感性があったかも^^
[PR]
by kimikitak | 2009-11-02 22:23 |
<< また行きたい永平寺 出雲 >>