刑事もの

e0117945_2125783.jpg ここのところ
まわってきた本を受動的に読んでいて、
これはだいぶ前に読んでそのうち、
読んだことも忘れる可能性あり。
乃南アサの、直木賞受賞作 ’凍える牙’の
続編というので期待。 
帯に書いてある宣伝文句も衝撃的で、
おもしろいであろうと期待も大きいのでした。
何しろ、先を読まずにいられないような
ものに飢えていたので。
音道貴子という女刑事は、冷静でカッコイイ、
凍える牙のときに、すごくこの人を気に入って
しまいました。
その彼女が拉致されるというのだから、尋常でない。 
確かに、1冊目は、スルスルとあっという間に読み終わり
ましたが、 2冊目になると急に、うんざりするほど
長く感じてしまいました。  
音道さんが拉致されたあとの、膠着状態が
映像で見たら一瞬のことでも、文章となると
やたら長くて、展開も行きつ戻りつ、かなり飽きて
しまいました。 
最後は、救出されるというのは決まってるし、な~んて
思って読むものだから、中だるみのまま、
それでも読了しました。  
でも、まだそのだらだらした展開も思い出せるのだから
それなりインパクトのある作品なんだろうと思います。 

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こちらは、短編が4つ。
やたら長い’鎖’に比べて、短くても実の詰まった感じ。 
かなり昔(1993年)のものなので、今とは時代も違う、
とはいえ、あまり古さもなく、おもしろいというか
想像をめぐらして余韻をひく感じでした。
4作とも、もと刑事が別の仕事に就いてから遭遇する事件、
人間模様で、もと刑事というからには、
刑事を辞めざるをえない理由もそれぞれ。
’父の来た道 ’では、大物政治家の運転手になったもと刑事、
その運転手の目を通して、政治の世界が描かれている。
政治の世界のおどろおどろしさもおもしろく、
この政治家の怪物ぶりもすごい。 
この怪物は誰なんだろう?
たぶん、だれかモデルがいるのでしょう。
その権力のもつ力の魅力、魔力、
それにとりつかれるとりまきも、あらがいがたい魅力をいつも
相手にしているのだろうと納得。
明日は選挙、さてどうなるのでしょう?
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by kimikitak | 2009-08-29 22:29 |
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